伊達家の祈りと、汐留のビル風。福を招く「安らぎの神様」への拝礼【鹽竈神社(新橋)】

■ 鹽竈神社 備忘録

創建: 元禄8年(1695年)

御祭神: 武甕槌命(たけみかづちのみこと)・経津主命(ふつぬしのみこと)・塩土老翁神(しおつちおじのかみ)

見どころ:

  • 仙台藩・伊達家ゆかりの地: 仙台の鹽竈神社を深く信仰していた伊達綱村公が、江戸藩邸内に勧請したのが始まり。明治時代に現在の公園(イタリア公園近く)へ遷座された、歴史あるお社です。

  • 都会のポケットパーク: 鹽竈神社公園の中に鎮座し、遊具で遊ぶ子供たちの声と、近隣のビジネスマンの休憩場所が共存する、地域に根ざした安らぎの空間です。

  • 安産・家内安全のご利益: 本吉(宮城)の総本社と同様に、古くから安産の神様として厚く信仰されており、都会の真ん中で穏やかな福を授けてくださいます。

平成28年3月31日。年度末の慌ただしい空気が流れる新橋の喧騒を抜け、汐留のビル群を背に辿り着いたのは、公園の緑に抱かれた鹽竈神社でした。

かつて伊達政宗公の後継たちが江戸の地で故郷を想い、祈りを捧げたこの場所には、今も変わらぬ穏やかな時が流れています。 遊具の側で静かに佇む社殿を仰げば、すぐ先には近代的なイタリア公園や鉄道の遺構。 激動の歴史を乗り越えてきた「塩の神様」に、日々を無事に過ごせる感謝を捧げた、春の午後の記録です。

【アクセス】 鹽竈神社(Googleマップ)

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