■ 清水寺 備忘録
創建: 宝亀9年(778年)
御本尊: 十一面千手千眼観音菩薩

見どころ:
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国宝「清水の舞台」: 釘を一本も使わずに格子状に組み上げた「懸造(かけづくり)」の木造建築。高さ約13メートルの舞台から見下ろす錦雲渓の新緑、そして眼下に広がる京都の街並みは、心を限りなく広げてくれる大パノラマです。
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寺名の由来「音羽の瀧(おとわのたき)」: 清らかな「黄金水」「延命水」として古来より尊ばれてきた、三本の筋となって流れ落ちる霊泉。それぞれ「学問」「恋愛(人間関係)」「健康」の福徳を授けるとされ、今も人々を潤し続けています。
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世界遺産としての圧倒的な風格: 平安遷都以前からの歴史を持ち、「清水の舞台から飛び降りる」という不退転の決意を示す言葉の語源となった場所。人々の「一生に一度の願い」を優しく受け入れ続けています。

令和5年5月16日。伏見稲荷の朱色に包まれ、新京極の熱気に触れたその一日の旅路のなかで、夕刻の光が差し込む東山の「清水寺」へと至りました。
坂を登りきり、仁王門をくぐると、目の前に広がるのは五月の瑞々しい青もみじの海。 「本堂(清水の舞台)」のせり出した舞台に立ち、手すりの先を見下ろせば、目に染みるような新緑の木々が波のように揺れ、その向こうで京都の街並みが夕暮れの光の中に穏やかに佇んでいます。
本堂の奥、秘仏である十一面千手千眼観音菩薩が祀られる静寂の中で、静かに手を合わせる。 千の手と千の眼であらゆる人々の苦しみや願いを漏らさず掬い上げるという、大いなる慈悲のエネルギー。
「不退転の覚悟を持ち、常に広い視野で物事を見つめ、人々を活かしていく」 音羽の瀧から湧き出る清らかな清水で心を潤しながら、自らの志をさらに大きく、優しく育む誓いを立てた、初夏の素晴らしい夕刻の記録です。
【アクセス】 清水寺(Googleマップ)



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