■ 宇治上神社 備忘録
創建: 不詳(本殿は平安時代後期、1060年頃の造営とされ日本最古)
御祭神: 菟道稚郎子命(うじのわきいらつこのみこと)・応神天皇・仁徳天皇

見どころ:
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国宝・日本最古の本殿: 平安時代後期に建てられた、現存する日本最古の神社建築。一間社流造(いっけんしゃながれづくり)の内殿三棟を、一つの美しい覆屋(おおいや)で包み込むという極めて珍しくも優美な構造を持っています。
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国宝・寝殿造りの拝殿: 鎌倉時代前期に建立された拝殿は、当時の高貴な邸宅様式である寝殿造りの遺構。縋破風(すがるはふ)と呼ばれる独特の美しい屋根のラインが、朝日山の新緑を背景に気高く佇んでいます。
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宇治七名水「桐原水(きりはらすい)」: かつて宇治に湧き出た七つの名水のうち、今なお唯一枯れることなく湧き続けている奇跡の清水。一歩石段を下りて名水に近づくと、その一帯だけ空気が一変するような神秘的な涼気に包まれます。

木々の緑が瑞々しく輝き、初夏の爽やかな風が吹き抜ける宇治の地へ。 世界遺産としての威厳を静かに湛える宇治上神社の門をくぐると、そこには1000年以上の年月をそのまま閉じ込めたかのような、凛とした静寂の世界が広がっていました。
拝殿の前に美しく盛られた一対の「清め砂」を眺め、まずは現存唯一の名水「桐原水」の湧き出る場所へ。 ひんやりとした静謐な空気の中で手を清め、そっと深呼吸をすると、体に溜まっていた現代の雑音がすうっと消えていくのを感じます。
そして、透き通るような緑の光に照らされた日本最古の本殿の前に立ち、静かに拝礼を捧げます。 時代がどれほど移り変わろうとも、本質的な価値は決して揺らがず、むしろ年月を経てより深く、気高く輝きを増していく——その「本物の強さ」を、歴史の厚みと名水のせせらぎとともに体感した、輝かしい五月の記録です。
【アクセス】 宇治上神社(Googleマップ)



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