■ 甲斐河口浅間神社 備忘録
創建: 貞観7年(865年)
御祭神: 木花開耶姫命(コノハナサクヤヒメ)

見どころ:
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世界遺産・富士山の信仰拠点: 9世紀の富士山大噴火(貞観大噴火)の猛威を鎮めるため、勅命によって浅香山(現在の地)に富士山の神である「浅間大神」を奉斎したのが始まり。富士山信仰の歴史を今に伝える極めて重要な神域です。
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天然記念物「七本杉(巨杉群)」: 境内には樹齢1200年を超えるとも言われる7本もの巨大な杉がそびえ立っています。「御柱(おはしら)」や「御調(みつぎ)」など、それぞれに名がつけられた巨木たちが、まるで宇宙へと真っ直ぐ伸びる柱のように神厳な光景を作り出しています。
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「天空の鳥居」から望む霊峰: 遥拝所(山宮)へと続く高台に建つ鳥居。遮るもののない大空を背景に、神々しい富士山が真正面にそびえるその美しさは、言葉を失うほどの感動を呼び起こします。
令和6年4月12日。冬の名残が消え、初春の柔らかな日差しが富士の麓を照らす中、歴史の重みをたたえた河口浅間神社の鳥居をくぐりました。
一歩境内に足を踏み入れた瞬間、目の前に立ち塞がるようにそびえる「七本杉」のあま
りの大きさに息を呑みます。 千年以上もの間、富士の噴火や日々のうつろいをじっと見つめ、地深くしっかりと根を張ってきた巨木たち。その間を通り抜ける春の冷涼な風は、大地の底から湧き上がるような生命力に満ちていました。
美しくも力強い火の神、木花開耶姫命が祀られる社殿の前で静かに拝礼を捧げる。 どんなに大きな試練や時代の荒波があっても、荒ぶるエネルギーを鎮め、美しい花を咲かせるように再生へと導いてくれる女神の息吹が、この静謐な杜全体に染み渡っています。
千年を生きる大杉に見守られ、自らの志を揺るぎない大樹のように育む決意を固めた、輝かしい春の日の記録です。
【アクセス】 河口浅間神社(Googleマップ)



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