荒波を鎮める龍神の力と、武揚公の先見。未来を切り拓き運命を昇進させる「昇龍の神域」への拝礼【龍宮神社】

■ 龍宮神社 備忘録

創建: 明治9年(1876年)

御祭神: 豊受姫大神(とようけひめのおおかみ)・大物主神(おおものぬしのかみ)・八大龍王(はちだいりゅうおう)ほか

見どころ:

  • 榎本武揚公の魂が息づく地: 箱館戦争(五稜郭の戦い)の旧幕府軍総裁であり、後に初代逓信大臣や外務大臣などを歴任した榎本武揚公。小樽の開拓を強く推進した彼が、自ら土地を寄進し、北海の守護神として龍神を祀ったのが始まりです。

  • 強力な金運と昇進を授ける「龍神」: 御祭神の一柱である八大龍王は、古来より雨と海、そして「運気の上昇」を司る神様。困難を突破し、事業をさらなる高みへと引き上げる、絶大な勝負運・開運の力を宿しています。

  • 小樽港を望む坂の上の静寂: 坂の街・小樽を象徴する急な坂道の先に佇む境内。一歩足を踏み入れると、港からの心地よい潮風が吹き抜け、激動の歴史を見守ってきた神域ならではの威厳に満ちています。

令和7年10月27日。札幌での実りある参拝を終え、初冬の足音がすぐそこに迫る十月下旬、運河と坂の街・小樽に佇む龍宮神社へと足を運びました。

冷たく引き締まった海風が吹く境内。 社殿の前に立つと、拝殿に施された見事な龍の彫刻や、風に揺れる幟(のぼり)が、訪れる者に「前を向き、果敢に挑め」と語りかけてくるかのような、非常に男性的で力強いエネルギーを感じます。

大物主神や八大龍王、そしてこの地を愛した榎本武揚公に、静かに拝礼を捧げる。 武揚公が荒野に描き、信じ抜いた北海道の未来の姿。それは、幾多の挫折を乗り越えてなお失われなかった、彼の「不屈の先見性と志」そのものでした。 龍神の背に乗るが如く、自らの手がける事業を天高く飛翔させ、関わる人々を幸せに導いていくための強固な決意が、小樽の海を渡る風とともに身体を巡ります。

厳しい冬を目前に控えながらも、それをエネルギーへと変えて昇り龍のように飛躍する誓いを立てた、小樽での凜烈な一日の記録です。

【アクセス】 龍宮神社(Googleマップ)

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